ぶたさん3
そのとき、カバンの中から白い紙が見えました。 いつものぶたさんなら決してそんなことはしないのですが、お酒で頭がクラクラのぶたさんです。 なんとなくの好奇心で、その紙をひっぱりあげてみました。 小むずかしい文字がズラリと並んでいて内容はわかりませんでしたが、下のほうにねこさんの名前が署名してありました。 どうやら、何かの契約書のようです。
「ぶたさん、なにしてるの?」
「ぶたさん、なにしてるの?」