恋色想い
あたしと碧衣が抱き合っていると、春菜が二人ともずるいっ!ってあたしと碧衣ごと抱き締めてきた。
春菜が一番背が高くて、その次に碧衣、一番低いのがあたし。
だから、あたしは二人に囲まれてしまった。
「ちょ、暑い!苦しい!離してよ〜っ!」
あたしはわめいたけど、二人とも面白がって離してくれない。
…でも、こういうのも悪くないかなって思ったりする自分が可笑しくてあたしも思わず笑ってしまった。
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