恋色想い




疲れた…
なぜか、一日の気の張りが解けるのは電車の中だ。




私ははぁ…とため息をつく…







ん?



今、私じゃない人のため息が聞こえたような…?





そう思って辺りをキョロキョロすると、ため息の主も同じことを思ったらしく、私の方を向いていた。






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