たた・・・君を。
………!!!

「くんの遅いよ」

…何で!!!

そこにはタケがいる。

タケとは高校が違うのに…


「…タケ……なんで」

「いや、最近会ってなかったし、一緒に帰ろうと思って」


周りにいた子達はびっくりしている。

そりゃあそうだ。学校が違う生徒が銀髪で校舎にいたら、誰だって驚く。タケとはあの日
以来、会っていなかった。

「タケ、まずいいからさ、早く校舎からでてって!みんな、ビビってんじゃん」

ホント、困るんだよ。

あたしはタケを校舎裏へと押して連れていった。

「いーたいって!そんな押すなよ」

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