はつこい
「おねーちゃん、一人で大丈夫かい? 」
「はっはい!」
「軽い乗り物酔いだと思うから少し休みな
その内良くなるからね。時間だからバスは出発させるよ」
「はい!すいませんでしたバス停でもないのに停めていただいてι」
ペコリと頭を下げた
「いやいや田舎じゃバス停なんて、あってないようなもんだから気にしなくていいよ。それじゃあね」
ブロロロロー
…さて これからどーしようかな…
「だっ大丈夫ですか!?ご気分悪いんじゃ…」
彼はチラッと横目であたしを見ると
「大丈夫…」
と、だけ言った
いやいや明らかに顔色悪いでしょーよ
何 強がってるんだか
あたしは緊張してたのが嘘みたいに、段々腹がたってきた
「すいませーん 気分悪い人がいるので停めてもらえませんかー?」
あたしは大きな声で言った
「っ!!ちょっと君…」彼がとっさに顔をあげた
「う゛ぅ…」
すぐにまた、うなだれてしまう
ほーら、ヤッパリ…