天使降臨 (『小説・堕天使無頼』改題)

それから。


俺たちは互いの仕事の合間を縫って会うようになった。


サキが早上がりの時は弁当を持ってきてくれたり外食をしたり。


しかし春先になっても寒がりな彼女の為に、俺はなるべく鎌倉までサキを送り、


そして。



ふたりの休日が合っ日に



俺は鎌倉に泊まった。
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