姫密桜
櫂ちゃんの言葉を
折口さんは、黙って
聞いている。
「見守る事が一番
難しくて、大変な事
だけど・・・
それにしても心配だね
でも、あの感じじゃ
弟さん
飯も食えてるっぽいね
どちらかと言うと
君の方が心配だな」
細い、彼女の手首・・・
「ちゃんと、飯
食ってるのか?
昼間も、弁当
残してただろう」
「食欲無くて・・・」
折口さんは、黙って
聞いている。
「見守る事が一番
難しくて、大変な事
だけど・・・
それにしても心配だね
でも、あの感じじゃ
弟さん
飯も食えてるっぽいね
どちらかと言うと
君の方が心配だな」
細い、彼女の手首・・・
「ちゃんと、飯
食ってるのか?
昼間も、弁当
残してただろう」
「食欲無くて・・・」