姫密桜
恋人になれない
妹
「マキ、いいのか
彼女・・・」
「サクラ、帰ろう」
二人の声が重なる・・・
槇は、私の手を掴んで
家へと歩き出す。
この手の温もりに
私は、安心する。
泣いている彼女よりも
妹の手をとる槇の後姿に
櫂は、飽きれる。
「本当、お前ら
仲、いいなぁ
恋人・・・みたいだ」
彼女・・・」
「サクラ、帰ろう」
二人の声が重なる・・・
槇は、私の手を掴んで
家へと歩き出す。
この手の温もりに
私は、安心する。
泣いている彼女よりも
妹の手をとる槇の後姿に
櫂は、飽きれる。
「本当、お前ら
仲、いいなぁ
恋人・・・みたいだ」