姫密桜
「死ぬ程
愛しているのに
マキは、彼女を
選んでしまった
私の想いは
もう、届かない」
「サクラ・・・」
振り返る私に
母の姿が写る。
母は、私の秘め事の
全てを聞いてしまう。
「サクラ、あなた?
・・・・・」
母の言いたい事は
分かる。
だから
何も言わないで。
「ママ、私
ちゃんと
分かってるから
ちゃんと
これからも好きな人の
妹を演じてみせるから
・・・
だから何も言わないで
今の事は聞かなかった
事にして・・・」
愛しているのに
マキは、彼女を
選んでしまった
私の想いは
もう、届かない」
「サクラ・・・」
振り返る私に
母の姿が写る。
母は、私の秘め事の
全てを聞いてしまう。
「サクラ、あなた?
・・・・・」
母の言いたい事は
分かる。
だから
何も言わないで。
「ママ、私
ちゃんと
分かってるから
ちゃんと
これからも好きな人の
妹を演じてみせるから
・・・
だから何も言わないで
今の事は聞かなかった
事にして・・・」