姫密桜
「サクラ
そろそろ、起きて
マキに『おめでとう』
を言ってあげたい
でしょう?
サクラ?」
何も聞こえない・・・
「あの子ったら
どうしたのかしら
マキの誕生日は
いつも早起きなのに
今朝は何度起こしても
起きてこないわ
もうすぐお昼だって
いうのに・・・」
出かける用意を済ませて
食卓で珈琲を飲む、槇は
少し元気が無い。
時計を見た、槇。
「母さん、俺
そろそろ、行くわ」
「そう、マキ・・・
ケーキを買って
貴方の帰りを皆で
待っているから
成るべく早く
帰って来なさいね」
「ああ、うん
じゃあ
行ってきます」
槇が出かけた事を
知らない私。
そろそろ、起きて
マキに『おめでとう』
を言ってあげたい
でしょう?
サクラ?」
何も聞こえない・・・
「あの子ったら
どうしたのかしら
マキの誕生日は
いつも早起きなのに
今朝は何度起こしても
起きてこないわ
もうすぐお昼だって
いうのに・・・」
出かける用意を済ませて
食卓で珈琲を飲む、槇は
少し元気が無い。
時計を見た、槇。
「母さん、俺
そろそろ、行くわ」
「そう、マキ・・・
ケーキを買って
貴方の帰りを皆で
待っているから
成るべく早く
帰って来なさいね」
「ああ、うん
じゃあ
行ってきます」
槇が出かけた事を
知らない私。