姫密桜
「マキ、以前に
 私が言った事を
 貴方は憶えてる?」
 
『彼女との未来に
 何があるの?
 その愛は
 祝福されるの?』
 
『許されない愛の果てに
 絶望するあなたを
 見ていたくない』

「マキ、貴方は
 許されない愛の果てに
 必ず、絶望する

 そして、彼女は
 きっと、私の母のように
 全てを捨てて逃げ出すわ

 よく、考えて
 
 大切な
 クスミさんの為にも・・・」


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