姫密桜
「単位は
ちゃんと取れてるの?」
「それなら、任せてよ
心配は要らない」
「心配なんてしてませんよ
あなたは、本当
よくできた息子です」
「母さん
よく言うよ」
朝の光が指す、明るい食卓に
二人の笑い合う声が響く。
いつもとは違う、朝の風景に
私は立ち尽くす。
櫂ちゃんは、私と槇の関係を
知っているかもしれない?
櫂ちゃんに声をかける
勇気・・・無い。
「サクラ、おはよう」
私の肩に触れる、槇の手に
ビクッと驚く私
ちゃんと取れてるの?」
「それなら、任せてよ
心配は要らない」
「心配なんてしてませんよ
あなたは、本当
よくできた息子です」
「母さん
よく言うよ」
朝の光が指す、明るい食卓に
二人の笑い合う声が響く。
いつもとは違う、朝の風景に
私は立ち尽くす。
櫂ちゃんは、私と槇の関係を
知っているかもしれない?
櫂ちゃんに声をかける
勇気・・・無い。
「サクラ、おはよう」
私の肩に触れる、槇の手に
ビクッと驚く私