姫密桜
「えっ、でもカイちゃん
 は、もう卒業してるよ
 
 二年生は
 知らない訳だし」

「本当だな・・・?」

今度は、槇が顔を傾けた

「まっ、どうでもいい」

きっかけは
櫂ちゃんだったかも
しれない。

だけど、今は違う。

貴方と話したいと思う人
がこんなに沢山いる。

その事が私は

とっても嬉しい

「マキ、良かったね」
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