姫密桜
「何が?」

「何でもない」

槇と並んで歩く
朝の幸せな時間は終わり

学校に着く。

「マキ
 今朝は早いじゃん
 えっ、誰、新しい女?
 
 お前、俺に許可無く
 何、一年に
 手出してんだよ
 
 こんな可愛い子が
 いたなんて・・・
 
 俺のリストに
 載っていないはずが
 
 あっ、妹かぁ?
 
 確か
 お前に除外された」
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