姫密桜
梓は、嫌な事があると必ず
この場所へ訪れ、心を沈め
ていた。
学校へ行っているはずの娘
に、貴方は全く気づかない。
お父さん、気づいてよ・・・
こんなに近くに居るんだよ
お願い・・・
聞きたくないよ
「素敵なところね?」
「ああ、昔、君とよく通った
あの店に雰囲気が
似てるだろう?」
「言われてみれば・・・
そうね
エイジさん、それで
話って言うのは、何?」
この場所へ訪れ、心を沈め
ていた。
学校へ行っているはずの娘
に、貴方は全く気づかない。
お父さん、気づいてよ・・・
こんなに近くに居るんだよ
お願い・・・
聞きたくないよ
「素敵なところね?」
「ああ、昔、君とよく通った
あの店に雰囲気が
似てるだろう?」
「言われてみれば・・・
そうね
エイジさん、それで
話って言うのは、何?」