姫密桜
私の机の傍
止まる、折口さんの足音。
「オリグチ、やめろ」
那智の声・・・皆が注目する
学校中に鳴り響く、予鈴の音
「クスミさん、次の休み時間
二人だけで話がしたいの
屋上に来て」
「ごめんなさい、行けない
私は、貴女と話すこと
何もない」
「・・・
貴女のお母さんと、私の父
昔、恋人同士だった事を
貴女は知ってる?」
何・・・何の話?
「幼馴染でしょう?」
ただの、幼馴染のはず・・・
恋人同士な訳が無い。
サクラ・・・
彼女の言葉に、絶対に
惑わされてはいけない。
止まる、折口さんの足音。
「オリグチ、やめろ」
那智の声・・・皆が注目する
学校中に鳴り響く、予鈴の音
「クスミさん、次の休み時間
二人だけで話がしたいの
屋上に来て」
「ごめんなさい、行けない
私は、貴女と話すこと
何もない」
「・・・
貴女のお母さんと、私の父
昔、恋人同士だった事を
貴女は知ってる?」
何・・・何の話?
「幼馴染でしょう?」
ただの、幼馴染のはず・・・
恋人同士な訳が無い。
サクラ・・・
彼女の言葉に、絶対に
惑わされてはいけない。