リアルに恋して
朝9時…
朝礼の音楽が流れる
各部署ごとに 輪になり 係長の進行で始まる
始業時間は 9時半だ
アタシは 総務なので 営業のように 売り上げ達成に熱く語るような朝礼では 無く みんな眠そうに 下を向いてる
唯一 役付の人達のみ 朝から他部署に負けないようにとばかり 大きな声で志気を高めようと 張り切ってる
隣で 同期の 山田菜穂が あくびしながら さゆをつつき 小声で
「昨日 カレんとこ泊まっちゃった 着替え持ってなかったから昨日と同じ格好なんだけど バレてるかなぁ」
「そぅなんだ…
アタシ 全然わかんなかったょ 大丈夫だょ」
「あっ さゆ そぅいうの鈍感だから 聞いても 無駄だった」
菜穂が 小さく笑った
朝礼が 終わり 席に戻る時 菜穂が 耳打ちした
「さゆ 明日時間あけといて 久々飲みに行くからね
あっ 用がある 体調が悪い 全て却下するからね 命令です」
「えっ~菜穂ひどいょ~」
いちお 泣きそに言ってみる
「また コンパの人数合わせなの
苦手だから やだょ~」
菜穂は笑いながら
「大丈夫 そんなんじゃないから 約束したからね 明日は逃がさない(笑)」
それだけ言って 席に着いた
朝礼の音楽が流れる
各部署ごとに 輪になり 係長の進行で始まる
始業時間は 9時半だ
アタシは 総務なので 営業のように 売り上げ達成に熱く語るような朝礼では 無く みんな眠そうに 下を向いてる
唯一 役付の人達のみ 朝から他部署に負けないようにとばかり 大きな声で志気を高めようと 張り切ってる
隣で 同期の 山田菜穂が あくびしながら さゆをつつき 小声で
「昨日 カレんとこ泊まっちゃった 着替え持ってなかったから昨日と同じ格好なんだけど バレてるかなぁ」
「そぅなんだ…
アタシ 全然わかんなかったょ 大丈夫だょ」
「あっ さゆ そぅいうの鈍感だから 聞いても 無駄だった」
菜穂が 小さく笑った
朝礼が 終わり 席に戻る時 菜穂が 耳打ちした
「さゆ 明日時間あけといて 久々飲みに行くからね
あっ 用がある 体調が悪い 全て却下するからね 命令です」
「えっ~菜穂ひどいょ~」
いちお 泣きそに言ってみる
「また コンパの人数合わせなの
苦手だから やだょ~」
菜穂は笑いながら
「大丈夫 そんなんじゃないから 約束したからね 明日は逃がさない(笑)」
それだけ言って 席に着いた