神様のかんちがい
「ふぅ―――――…」
もう一度溜息。
とにかく今日は疲れた。
悠斗くんの積極的な行動に
振り回されるのはもううんざり。
確かに付き合ってるんだから
しょうが無いけれど。
"別れたいな"
ポツンとそう思った。
でも、悠斗くんが別れてくれる訳ない。
てか反対にもう我慢しないとか
言われちゃったし。
「ぁあもうっ……」
頭を抱え込む。
どうすればいいんだ?
そしてそのまま
あたしは深い眠りに入った。