神がつけた標
さて 今までは中学生時代を書いてみた。少し時を遡り、小学生時代

あたしが覚えてるのは、姉達の怖い顔だ。

特にすぐ上の姉が怖かった。

常日頃からびくびくしてた記憶しかない。

目が合えば叩かれるし

睨まれるし

喋るな 笑うな と言い続けられた。

死ねと言われ

お前はこの世に必要ないと言われ

あたしはひたすら謝り続けた。





ごめんなさい お姉ちゃん と




生きていてごめんなさい
太っていてごめんなさい
息をしていてごめんなさい


色んな事を謝った。




心の中は、傷だらけだった。



あたしは生きていちゃいけないと、色んな方法を試そうとした


首つり
リスカ
飛び降り

色んな自殺の方法を考えた。


でも痛そうだったから 止めた





結局、臆病なのだ あたしは
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