俺様な彼氏
「可愛い…」
ボソッと呟いたはずなのにどうやら聞こえていたらしく…
「ん? そんなことを言ってんのはどのお口かなぁ♪?」
その笑顔の裏に何か隠されているような気がするんですけど…あたしの気のせい?
てかさ…
「顔、近い…」
そうなんだよ!!
なぜなら、ああ言った雪斗はあたしの顎を掴んで逸らせないようにしてある。
しかも顔の距離は10㎝くらい…。
あまりにも近すぎる!!
この距離は…
恋人だな、うん!!
「そ? この距離、結構…普通だと思うけど?」
ニコニコと笑顔の雪斗。
言ってる言葉が悪魔のこの方。
こんな俺様発言だからみんな、普通に騒ぐと思うけど耳元であたしにしか聞こえないボリュームで言ってるから…。
んー…。
なんであたしに対しては俺様口調な訳?
ずっと思ってた疑問。
まえ、理由を言われた気がするけど…なんだったっけ?
肝心なところを忘れてるとか…ありえない…。
「で? 誰が可愛いの?」
耳元から口を離し、普通に問い掛ける雪斗。
ボソッと呟いたはずなのにどうやら聞こえていたらしく…
「ん? そんなことを言ってんのはどのお口かなぁ♪?」
その笑顔の裏に何か隠されているような気がするんですけど…あたしの気のせい?
てかさ…
「顔、近い…」
そうなんだよ!!
なぜなら、ああ言った雪斗はあたしの顎を掴んで逸らせないようにしてある。
しかも顔の距離は10㎝くらい…。
あまりにも近すぎる!!
この距離は…
恋人だな、うん!!
「そ? この距離、結構…普通だと思うけど?」
ニコニコと笑顔の雪斗。
言ってる言葉が悪魔のこの方。
こんな俺様発言だからみんな、普通に騒ぐと思うけど耳元であたしにしか聞こえないボリュームで言ってるから…。
んー…。
なんであたしに対しては俺様口調な訳?
ずっと思ってた疑問。
まえ、理由を言われた気がするけど…なんだったっけ?
肝心なところを忘れてるとか…ありえない…。
「で? 誰が可愛いの?」
耳元から口を離し、普通に問い掛ける雪斗。