俺様な彼氏
終わった後、亜鶴達の元へ向かうと…


「お疲れ〜」


と労(ねぎら)いの言葉をもらった。


んー…
マジで走ってなかったから実際はそんなに疲れてないんだけどね。


お昼を亜鶴と紫葡と食べ、雑談をしていた。


「そーいえば、気になってたんだけど」


気になることを聞いてみることにした。


「ん? 何〜?」


ご機嫌なのか超笑顔の亜鶴。


「なんでリレーが最後じゃないの?」


そう、ずっと引っかかってたんだよね…。


「あぁ〜それ?」


ぉ…紫葡までご機嫌だ♪


「この学校のラスト競技って『借り人競争』なんだよね☆」


何に関係してるの?


「んで、それが異常に盛り上がるらしいからラストになったらしいよ〜」


へぇ〜…
そぉなんだぁ〜…


借り人競争ねぇ?
借り物競争じゃないんだ?


にしても…なんでそんなに盛り上がるんだろぉ?


あたし、頭の中…疑問でいっぱいなんですけど………。


まぁ…見ていればその理由、分かるか♪


あたしはワクワクしながら待つことにした。
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