俺様な彼氏
と一人頭の中で妄想雑談?をしていると…


「悪ぃけどさ? その百面相、やめてくんねぇかな」


だって。


てかあたし、百面相してた!?


急いで両手で頬を押さえて稜を見上げてみた。


ドキン…


高鳴る鼓動。


あたしが1番見たかった…あの笑顔をしていた。


稜………


あたしに喋らせてくれなくて伝えたいこの思いを言わせてくれないのに…その顔は反則じゃない?


好きすぎて…


だから苦しくて…


この想いをアナタに伝えられればどれだけ楽になれるだろう?


でもね
伝えられない。


ぅうん、伝えられないんじゃないんだ。


伝えきれないの。


この気持ち…想いが大きすぎて言葉じゃ表現しきれないくらい……アナタが…


好きなの………。


“好き”じゃ足りない。


それくらいなんだよ?


あたし、我が儘だよね。


分かっててもこの気持ちは溢れて…止まることを知らないんだ。


こんなにも辛いんだね?


人を好きになるって…


こんな気持ち、現実にはないと思ってたよ…。


だけど違うってアナタを好きになって初めて知ったよ。


だから言わせて。


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