俺様な彼氏
甘い攻め
今日は入学式が終わった次の日。
高校生活二日目だ。
眩しい陽射しをぼんやりと見つめて思った。
学校、行きたいような行きたくないような━━━。
だって二重人格の人、いるし?
隣の席はイイ人だけど…。
だが我が儘で学校を休むわけにはいかない。
軽くため息をついて制服を身に纏い、家を出た。
門をくぐって立ち止まった。
あれ…? どうやって教室に行くんだっけ?
昨日は教室から迷わずに家に帰れたのに今朝はどの道を通ったのかすら覚えていない。
自分の方向音痴に呆れる。
キョロキョロと視線を泳がしていると目に入った人物。
燐だ━━━。
急いで駆け寄った。
「おはよぉございます」
挨拶をすると穏やかな笑顔を浮かべて挨拶を返してくれた。
あ、昨日のお礼…言っとかなきゃ。
「昨日は手当て、ありがとうございました」
キョトンとした表情を浮かべる燐。
「あぁ、保健医として当たり前ですよ? でも…お礼はもらいましょうか」
……………。
はぃ?
お礼って…ちゃんと言いましたけど?
「あの…」
高校生活二日目だ。
眩しい陽射しをぼんやりと見つめて思った。
学校、行きたいような行きたくないような━━━。
だって二重人格の人、いるし?
隣の席はイイ人だけど…。
だが我が儘で学校を休むわけにはいかない。
軽くため息をついて制服を身に纏い、家を出た。
門をくぐって立ち止まった。
あれ…? どうやって教室に行くんだっけ?
昨日は教室から迷わずに家に帰れたのに今朝はどの道を通ったのかすら覚えていない。
自分の方向音痴に呆れる。
キョロキョロと視線を泳がしていると目に入った人物。
燐だ━━━。
急いで駆け寄った。
「おはよぉございます」
挨拶をすると穏やかな笑顔を浮かべて挨拶を返してくれた。
あ、昨日のお礼…言っとかなきゃ。
「昨日は手当て、ありがとうございました」
キョトンとした表情を浮かべる燐。
「あぁ、保健医として当たり前ですよ? でも…お礼はもらいましょうか」
……………。
はぃ?
お礼って…ちゃんと言いましたけど?
「あの…」