俺様な彼氏
「ううん、あたしこそゴメンね? 何も…ってやっぱなんでもない!!」
あえて途中で止めた。
すると…
「途中で止めんなよ。 続き、気になるだろ?」
引っ掛かった☆
「うん、途中で止められると続き気になるでしょ?」
ニコニコしながら問い掛ける。
何か嫌な予感でもしてるのか視線を泳がせていた。
「そりゃ…まぁ…」
なんとも煮え切らない返事が返ってきた。
この勝負、もらった☆
(実際に勝負はしていません)
「あたしも途中で止められると気になるんだよねー。 ってゆうことで稜、続き教えて?」
嵌められたことにようやく気づいたのか悔しそうに顔を歪めた。
「………ヤダ」
いじけた感じでそう言う稜。
反則なくらい可愛い。
ヤバい………撫で撫でしたい。
えっと…こうゆうのを母性本能って言うんだっけ?
とりあえず思いついた言葉を当て嵌めてみた。
なんか…若干違うような気がするけど、まぁ細かいことは気にしない方向で!!
にしても、可愛すぎる!!
あぁー…街中じゃなかったら抱きしめてるんだけどな………。