俺様な彼氏
あたしはみんなの将来が不安だよ…。


って、なんかオバサンみたいだなぁ。


まぁ…勝手に信用してくれたみたいで話も終わったようだし…いっか?


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


とまぁこんな感じで昼休みに至ってるわけです、はい。


今の現在地はお気に入りの屋上。


やっぱ落ち着く〜。


テンションが少々上がり気味なあたしはお弁当の包みを開く。


と、その時…。


バンッ


勢いよく開いた屋上のドア。


それを呆然と見上げるあたし。
だって…状況の理解がまったくできないんだもん…。


…ん?


よぉく目を凝らして見てみる。


背は180センチはある。


纏うオーラがだんだんと変わっていく。


華やかなオーラから意地悪なオーラへと…。


ここまで話せばみなさんお分かりでしょう。


そぅ。


朝、あたしが逃げてきた人物。


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