俺様な彼氏
保健室の辺りに誰もいないし、いる気配もない。


それで気を抜いた。


保健室の角を曲がりあともう少しで下駄箱にたどり着く!と思った瞬間…


「キャッ…」


腕を引っ張られて保健室の中にいた。


…なぜ?


恐る恐る腕を掴まれている方を見ると保健室・職員室を避ける要素である人物がいた。


てか…生徒を連れ込んでもいいのかな…?


ズレたことを考えるあたし。


無言のまま腕を引っ張られ、ベッドに座らせられたあたし。


「どうして俺を避ける?」


あたしの隣に座り尋ねてくる燐。


どうして…って…。


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