俺様な彼氏
【燐へ…】
7月中旬になった今。
終業式が終わる丁度一週間前になりました☆
まぁ…かなり暑いけどね…。
そして一つの決断をしたあたしは今のグダグダの状況に終止符を打つべくとある場所に向かっているのだ。
ついた先は…
保健室。
軽く深呼吸をしてドアをノックする。
コンコンッ
軽やかな音。
それとは裏腹にあたしのキモチはずっしりと重い。
「どうぞ」
事務的に聞こえる声。
「失礼します」
そう言いながら保健室へ入る。
驚いた表情の燐。
ムリもないか…。
今まで散々避けてきてあたしから保健室に来るなんて初めてのことだもんね…。
「珍しいな…。 魅夜から俺のところに来るなんて…。 でも、いい話ではなさそうだな」
さすが。
よく分かっていらっしゃる。
「そうだよ…。 さすがだね」
ドアに寄り掛かりながら言う。
「用件は?」
少し緊張気味に問われる。
よくない話なのは分かっても何の話かまでは分からないんだ…。
と思った。
「告白みたいなやつの…返事」
そう言うと燐の肩が少しビクッとなった。
終業式が終わる丁度一週間前になりました☆
まぁ…かなり暑いけどね…。
そして一つの決断をしたあたしは今のグダグダの状況に終止符を打つべくとある場所に向かっているのだ。
ついた先は…
保健室。
軽く深呼吸をしてドアをノックする。
コンコンッ
軽やかな音。
それとは裏腹にあたしのキモチはずっしりと重い。
「どうぞ」
事務的に聞こえる声。
「失礼します」
そう言いながら保健室へ入る。
驚いた表情の燐。
ムリもないか…。
今まで散々避けてきてあたしから保健室に来るなんて初めてのことだもんね…。
「珍しいな…。 魅夜から俺のところに来るなんて…。 でも、いい話ではなさそうだな」
さすが。
よく分かっていらっしゃる。
「そうだよ…。 さすがだね」
ドアに寄り掛かりながら言う。
「用件は?」
少し緊張気味に問われる。
よくない話なのは分かっても何の話かまでは分からないんだ…。
と思った。
「告白みたいなやつの…返事」
そう言うと燐の肩が少しビクッとなった。