俺様な彼氏
【稜へ…】
そしてやってきた終業式。
稜にはメールで『今日、話があるから放課後残ってくれる?』と、送った。
返事はOK。
終業式やHRで先生達が色々と言っていたけどあたしは聞く耳を持たずにずっと考えていた。
呼び出したのはいいものの…なんて伝えるかまったく考えていなかったのだ。
あたしとしたことが…不覚…。
先生の話はそっちのけで考えたが大事なことだから安易な答え方はいやだ。
気持ちをちゃんと伝えられる方法は人それぞれなんだろうけどあたしにどの方法が合うかなんて分からない。
HRが終わる間際、クラスのみんなで写真を撮る…と言われたので急いで亜鶴の隣に行った。
「ねぇ、亜鶴…」
小声で呼びかける。
可愛らしい笑顔で振り向くと
「ん〜? 何?」
って答えた。
「あのね、なんて告ればい?」
一瞬、目を見開いてポカンとした表情をしたかと思うと次の瞬間には…
「はぁ!?!?」
と耳元なのに大声で叫ばれた。
耳を急いで押さえる。
だが時既に遅し…。
耳が痛い…。
稜にはメールで『今日、話があるから放課後残ってくれる?』と、送った。
返事はOK。
終業式やHRで先生達が色々と言っていたけどあたしは聞く耳を持たずにずっと考えていた。
呼び出したのはいいものの…なんて伝えるかまったく考えていなかったのだ。
あたしとしたことが…不覚…。
先生の話はそっちのけで考えたが大事なことだから安易な答え方はいやだ。
気持ちをちゃんと伝えられる方法は人それぞれなんだろうけどあたしにどの方法が合うかなんて分からない。
HRが終わる間際、クラスのみんなで写真を撮る…と言われたので急いで亜鶴の隣に行った。
「ねぇ、亜鶴…」
小声で呼びかける。
可愛らしい笑顔で振り向くと
「ん〜? 何?」
って答えた。
「あのね、なんて告ればい?」
一瞬、目を見開いてポカンとした表情をしたかと思うと次の瞬間には…
「はぁ!?!?」
と耳元なのに大声で叫ばれた。
耳を急いで押さえる。
だが時既に遅し…。
耳が痛い…。