俺様な彼氏
浮気!? Ⅱ
二人で公園に向かって歩く間、沈黙だったがそれは居心地が悪いものではなく、むしろ良いものだった。
公園に着き、それぞれブランコに腰掛ける。
「んで? どうした?」
優しく問いかけてくる雪斗。
前に向けていた顔を俯かせ自分の足元を見た。
「あの…ね…」
今日あったことをポツポツと、とぎれとぎれになりながら全部話した。
すべてを話し終わる頃には日はすっかり沈み、月と星がキラキラと輝いていた。
ただその輝きも今のあたしにはぼやけて見える。
あたしの話を黙って聞いてくれた雪斗。
「そっか…」
それだけ言い、あたしの頭をポンポンと優しく撫でてくれた。
それと同時に溢れてくる涙。
「…ふっ……雪斗ぉ………」
いつの間にかブランコを降りて、あたしの前に来ていた雪斗。
無意識のうちに立ち上がって雪斗の胸を借りて泣いた。
子供みたいに泣きじゃくるあたしを何も言わずに受け止めてくれた雪斗が…頼もしかった。
「俺の前では意地張んなよ…。 素直になれ」
何よりも嬉しかった言葉。
この行動が運命を狂わしていくなんて知るよしもなかった…。
公園に着き、それぞれブランコに腰掛ける。
「んで? どうした?」
優しく問いかけてくる雪斗。
前に向けていた顔を俯かせ自分の足元を見た。
「あの…ね…」
今日あったことをポツポツと、とぎれとぎれになりながら全部話した。
すべてを話し終わる頃には日はすっかり沈み、月と星がキラキラと輝いていた。
ただその輝きも今のあたしにはぼやけて見える。
あたしの話を黙って聞いてくれた雪斗。
「そっか…」
それだけ言い、あたしの頭をポンポンと優しく撫でてくれた。
それと同時に溢れてくる涙。
「…ふっ……雪斗ぉ………」
いつの間にかブランコを降りて、あたしの前に来ていた雪斗。
無意識のうちに立ち上がって雪斗の胸を借りて泣いた。
子供みたいに泣きじゃくるあたしを何も言わずに受け止めてくれた雪斗が…頼もしかった。
「俺の前では意地張んなよ…。 素直になれ」
何よりも嬉しかった言葉。
この行動が運命を狂わしていくなんて知るよしもなかった…。