万引き
魔美:「どうしたの高畑さん?」
高畑:「…」

魔美:「ねぇ?」
高畑:「…」

高畑:「ないんだ…」
魔美:「えっ?何が?」

高畑:「ないんだよ、コンドームが…」
魔美:「えっ、そうなんだ」

高畑の目がキラリと光った
高畑:「魔美君、お願いがあるんだけど…」
高畑:「さっきのテレポーテーションってやつで薬局行ってくんない?」

魔美:「えーー、何言うのよ。嫌よ絶対。そもそもテレポーテーションはそういう目的で使うためにあるものじゃないのよ」

高畑はそれでも諦めなかった。
魔美に説得を続け、嫌がる魔美をついには得意の話術でねじ伏せた。

魔美:「わかったわぁ。行ってくる。」

魔美は体が火照っていたし、
内心はこんな中途半端なまま終わりたくないと思っていたので
しょうがないと諦めた

魔美:「じゃあ、行ってくるわ」
高畑:「行ってらっしゃい」

そうすると、魔美はまたしても一瞬で姿を消した

魔美は20秒後に戻ってきた

魔美は照れながらコンドームを高畑に渡した
魔美:「万引きしちゃった」

高畑は混乱した
高畑:「魔美君!!君は何てことをしたんだぁ!!」

魔美:「だって、店員さんに見られるし、恥ずかしいじゃない」
高畑:「信じられないよ、万引きなんて!!不良のすることだよ」

高畑はバカがつくほどの真面目だった
万引きが大嫌いなのだ

高畑はキレてしまい
服を着て、自分の家に帰ってしまった

魔美:「高畑さんのバカ」




二人ともバカだ
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

心のスケッチブック

総文字数/675

詩・短歌・俳句・川柳3ページ

表紙を見る
- 山田邦子 -

総文字数/895

コメディ1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop