ちゅーして♪

ザワ ザワ…


「瑠璃~!
写真撮ろぉ~。」

「うん。
里久も、和季も!」

「あぁ。」


パシャ…!


蓮にぃたちどこだろ?


「瑠璃!」

「儷君!
蓮にぃは?先に帰っちゃった?」

「いや…
車の中にいるけど…「瑠璃ちゃん!あたしらとも写真撮って!」


「うん!
ゴメンね?もうちょっと帰れないかも…」


「なんか、兄貴は用事があるって言ってたから、
俺と帰るか? 」

「待っててくれるの?」

「待ってて欲しいなら…」

「待ってて!」

「わかった。
じゃあ校門にいるから。」

「うん…「霧崎さん!
少しお時間いいですか?」

「えっ…
うん。えっと…誰?」

「ここじゃちょっと…
体育館裏に…」

「わかっ…「だめ。
ゴメンね?瑠璃はもう帰らないと。」

「あっ…
時間はそんなに取らせないので…」

「駄目。
俺ね、写真待ちなの。 写真撮るならいいよ?
でも、君…告白だよね?」

「っ…
やっぱり結構です!」

「あっ…!
儷君!駄目だよ!可愛そうじゃん!
告白じゃなかったかもしれないじゃん!」

「えっ…
気づいてなかったのかよ!」

「へっ?
告白だったの?」

「まぁ いいや…
俺はおまえの保護者だし?」


……保護者。
嫌だ…だってあたしは儷君が好き…。



「…やっ!」

「へっ?」

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