ちゅーして♪
゚+.1st kiss .+゚
゚+.出会い.+゚
あたしは小学校2年生のとき両親を無くした。
両親はお互いに天涯孤独だったので、あたしを引き取ってくれる身内はいなかった。
あたしを引き取ろうとしてくれたのは両親の高校の同級生だった。
「瑠璃ちゃん。おばさんと一緒に暮らそう?」
「いや。
瑠璃はここにいるもん。」
「じゃあおじさんの家においで?」
「いや。
パパとママはどこ!?」
おじさんたちは困っていた。
するとその日に丁度引っ越してきたお隣さんがでてきた。
それが儷くんたち。
するとおじさんたちは儷くんのお父さんを見て
「恵介!
お前ここに住んでたのか!?」
「貴臣!
いや。今日越して来たんだ。
お前は?」
「実は圭吾が無くなったんだ。
知美と一緒に事故にあって…」
「そんな…
娘は?
アイツには娘がいただろう?」
「この子だよ。
瑠璃ちゃんだ。」
「おい藍那。
ちょっと来てくれないか?」
「はーい。
どうしたの? 」