アンダーハート・アタシが必死で愛した「アタシ」
「ありがとう。」 ミネを飲みながらミナコは答えた。 「大丈夫?ゆっくり休んでね。また、いつでも来るから。」 そう言ってミナコの肩をポンと叩くと、いつでも連絡して、といって健太は部屋を出ていった。 (個室なんだ、、。)パパが気をつかって個室にしてしまったのだろう。 診断の結果は、パニック障害と薬物依存による禁断症状だった。 自分の蒔いた種で、親に迷惑になる。 それよりも、こんな状態だということを親に知られるのはすごく嫌だった。
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