アンダーハート・アタシが必死で愛した「アタシ」
回帰
「この間松崎さんがトワイライトにきたよ。俺はお見舞いに行けないけど、いつでも連絡してって。ミナのこと、すごく心配してた。」 (そうなんだ、、。)昼下がりの病室。 午前中の講義が終わってから、ユカがお見舞いに来てくれていた。ミナコの大好きな、モスバーガーを持って。「こんなものでごめんね。」 とユカは言ったが、病院の味気ない食事と、お見舞いの甘いお菓子に少々、飽々していたミナコにとって、それは何よりもごちそうだった。 「嬉しいよ~っ懐かしい、ありがとう。」 ミナコは心底喜んでだ。 二人でモスバーガーを食べながら会話が進む。 「松崎さん、ミナのことすごくいい女だっていってた。 明るくて向上心があるし、どんどんキレイになっていくミナをみてるのはすごく楽しみだって。それに、、。」「それに??」 「体の相性がすごくあうって。」 「ぶっ。」 ハンバーガーが喉に詰まりそうになる。 「アタシ、床上手だからなぁ。」 「ドMなだけでしょ。」 ユカがそう言うと、二人で爆笑した。