わたしの王子サマ
「やったじゃん!!おめでとう!喜咲!!!!」






しばらくすると直はこう言って喜咲を抱きしめた。








「直、私…おろそうと思うの。」




「は?な、に…言って……」





喜咲のこの意見には私も光輝もビックリだった。私も喜咲は赤ちゃんを産むんだと思ってたから。




「なんで…?」



「だって私達まだ学生だよ??この子産んでどうするの?お金は?育てるのにも時間がいるんだよ??」
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