わたしの王子サマ
「俺、学校辞めて働く。喜咲とそのお腹の子養ってく。」





「嫌だよ……直に学校辞めてほしくないよ…」





その2人の会話を聞いているうちに無意識に光輝の手を握ってた。






「でもっ……」





「直…お願い。私この子を産んで苦労させたくないの……」






「…わかった。病院行こう?」




「ごめんねっ……」





涙を流しながら2人は部屋を出て行った。
< 106 / 180 >

この作品をシェア

pagetop