わたしの王子サマ
「この学校に入ったらたまたまお前がここに入ってくの見つけてさぁ。俺も運が良いよな。お前は熱でしかも1人。」







健吾は私を担ぐと足早に学校を出て行った。






「や…おろして……」




力無い声で言っても健吾は聞いてはくれない。






怖い……




そんな気持ちが私の頭を支配する。





また、殴られるの?
< 145 / 180 >

この作品をシェア

pagetop