わたしの王子サマ
「光輝、美緒ちゃんの行きそうな場所、わかる?」






「多分どっかのホテルだろう。脱走したんならうかつに外は歩けねぇし美緒抱えてんなら目撃情報もあるかもしんねぇ。」






「わかった。」






俺は外に出ていろんな奴に話を聞いた。







やっぱり女を抱えて走っている男は目立つらしくひとつのホテルにたどり着いた。






店員に部屋の番号を聞いて部屋を開けると美緒に馬乗りになってる斎藤がいた。
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