わたしの王子サマ
斎藤を押しのけて美緒を腕の中に収める。







「ありがと…」






そう言って美緒は倒れた。









多分恐怖感と安心感、それに熱がある。






少し遅れて直達がやってきて美緒を病院に運ぶようにまかせた。








「斎藤。てめぇ許さねぇ。」
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