わたしの王子サマ
それからどれくらい寝ていたのかわからないけど目が覚めた時には知らない光景だった。










「あ、目ぇ覚めた??」






さっき傘を差し出してくれた人だと思うけど急に喋りかけられてびっくりして肩を揺らす。









「熱とかあったみたいだしとりあえずここ連れてきたんだけど…大丈夫?」







「あ、だ、大丈夫です……あ!い、今何時…ですか?」






大変な事を思い出した。
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