わたしの王子サマ
少しでも腫れをひかせようと濡らしたタオルを顔に当てて軽く消毒をした。







1階に下りてみんなの所にかけつける。






「みんなっ!ごめんね…私のせいでごめんね!ほんとにごめん!!!」







「大丈夫っすよ…美緒さんも大丈夫っすか?」






私のせいでこんなにボロボロになったのにいつもみんなは私の心配ばっかりしてくれる。








「ほんとにごめんね……あれ?ユウタは?」




いつも私が降りてきたらすぐに駆けつけてくれるのに今日はいない。
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