わたしの王子サマ
知り合い、というほどのものでもないけど目が泳ぐ。









「チッ。んで、お前らは美緒を奪いに来たってわけか?」






「まぁそんなとこかなぁ?あんたが仲間を理不尽にボコったり危ない事に手ぇ出してんのは知ってるからさー。」







「あぁ?仲間だぁ??こいつらは俺がNO.1になるためのただの駒だよ。」





馬鹿にしたように鼻で笑う健吾の言葉にここの空気がピリッとした。







「そんなんじゃお前はいつまでたってもNO.1にはなれねぇよ。」



金髪の人が馬鹿にしたように言い返す。
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