わたしの王子サマ
「んだと?!お前ら!!やれぇ!!!!!」







「………」




あれ?いつもなら健吾のこれを合図にみんなが「おぉー!!」ってなって乱闘が始まるはずなのに、今日は誰一人動かない。







「なにやってんだよ!!早く行けよ!!」






健吾の声が一人むなしく倉庫に響き渡る。






「健吾さん…俺らもう無理っす。いつか昔の健吾さんに戻ってくれるって信じてました。でも、もう辛いっす。」




ユウタ………
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