わたしの王子サマ
部屋の前にある階段の所で見ていた私に逃げ道はなかった。







「美緒さん!!!」





みんなの叫び声が聞こえる中「飛び降りろ!!」という声が聞こえた。







下を見ると紅龍の人が両手を広げてる。





「絶対ぇ受け止めるから早く降りろ!!」





意を決して階段から飛び降りた。





その人はほんとに受け止めてくれた。
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