わたしの王子サマ
「私、施設で育ったんです。でも1年前に健吾に出会ってそれからはずっと白夜にいました……」







「じゃあさ、ここに住まない??」




「えっ?」





かわいい人の声に勢いよく顔をあげる。





「美緒ちゃんがいいなら、だけど。」



「でも…迷惑なんじゃ……」





「全然。部屋はいっぱい余ってるからね。」
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