わたしの王子サマ
まただ……






いつも私がそう言うと少し切ないような笑顔をする。







これは直さんだけに限らずみんなそうだった。








そんな顔させたいわけじゃないのに私は困らせる事しかできないのかな……








「美緒!アイス!!」



「すみません。」




光さんからアイスを受け取って口に頬張る。
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