わたしの王子サマ
「け、健吾……私もう健吾とは一緒にいたくない。」







「あ?」




私を睨む健吾は今までにないくらい怖かった。






「何度も健吾の事信じてきた。でも、もう無理だよ…限界なの……」






そんな時、遠くからパトカーの音が聞こえてきた。






「斎藤健吾。婦女暴行、傷害罪、麻薬取扱の容疑で逮捕する。」




「チッ。離せよ!!」



手錠をかけられてもなお、暴れ続ける健吾。
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