わたしの王子サマ
「本当にいいんだな。」






光輝が喜咲に問う。





「はい。それに私が言わなくてもそのうち紅龍は魔神を潰すつもりだったんじゃないんですか?」







「お前よく知ってんな!」





光が感心したように言う。




「まぁ。魔神の行動は紅龍が知らないわけないですから。紅龍の情報網はハンパないって聞きました。それに、いつも私が出入りしてるからなかなか攻めてこれなかったんですよね。」






「そうなの?」
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