わたしの王子サマ
「んじゃ俺行ってくるわ。」




「うん。頑張ってね。」





優しく微笑みながら私の頭をポンポンとする光輝はかっこよかった。







ヤバい……今絶対顔真っ赤だ。






「ふ~、疲れたぁ。あれ?美緒、顔真っ赤じゃない??」




障害物から帰ってきた喜咲は首にタオルをかけて戻ってきた。





「あ、暑いからねっ!!」とごまかしておいた。
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