コイ☆ミチ
―30分前―



「あっ、あのさ…この前の返事のことなんだけど」


私は言った。



ドキドキ…


今、この教室には二人だけ


時計の音だけが響く…


「うん…めん…」


「えっ?ごめん聞こえなかった」


ううん。聞こえずらかっただけ…


何となく言ってこかと分かった。


だけど、もう一度ちゃんと聞いたかったんだ。


「えっと…ごめん。俺、まだ好きとかじゃないけど、気になるんだ…」


そっか…


「うん、わかったありがとう。またね。バイバイ」



泣くもんか…
私は必死に涙をこらえた

絶対泣かない…





ガラガラ…

扉を閉めた…


私の恋は終わった…
< 34 / 34 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

みつけた!

総文字数/0

恋愛(その他)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop